合同会社ダイバーステイは、夫婦2人で立ち上げた会社です。私たち夫婦は2019年1月に栃木県小山市に移住してきました。元々はさいたま市に住み、夫婦共に普通の会社員をしていました。しかしこれからの人生を考えた時に、この生活は自分たちにとって幸せではないなと思うようになりました。もっと家庭で夫婦や子供と過ごす時間を大切にしたい。大きな組織にただ頼った毎日を過ごすのではなく、外に飛び出して自分たちの力で、もっと成果を直接感じられるような仕事をしたい。それらを叶えるにはどうしたら良いかと考えた末、地方のまちで起業することを選びました。
地域課題に取り組む。小さくても確実に変えていく。
いざ移住してみると、住みやすさ、周囲の人達の暖かさに一安心しました。しかし過ごしていく中で地域の人と話をしていると、空き家問題、高齢化問題、後継者問題など地域課題の多様さと深さを強く感じるようになりました。何重にも絡まり合ってゆっくりと確実に進行していく。そんな感覚を持ちました。事業をするなら地域課題に取り組もう。お金はないから大きなことはできないけど、できることを一つ一つやって小さくても確実に変えていく。自分の住んでいるまち、地域に少しでも貢献したい。小山市に住んで2年半が経った2021年8月、そんな思いを持って合同会社ダイバーステイを立ち上げました。